EPNextS × 東北大学

地域・未来医療共創研究所

EPNextSと東北大学が連携して設立した地域・未来医療共創研究所は、地域医療の課題解決と未来医療の実現に向けた研究開発を推進します。
AI・DCT・RWDなどの最先端技術を臨床試験に応用し、質の高いエビデンスを迅速に創出することで、持続可能で革新的な医療の発展に貢献します。

医療の未来を見据えた「共創」の研究基盤

共創研究所は、臨床試験・創薬・医療DXの領域において、産学官の知を結集し、研究から社会実装までを一体的に推進する共創型研究拠点です。

設立の背景には、医療データやAI技術の発展により、臨床開発や医療提供のあり方が大きく変化している現状があります。私たちは、臨床研究の効率化と信頼性向上を両立し、データ駆動型の医療実現を目指すため、アカデミアと企業が持つ強みを融合しました。

研究所では、東北大学の高度な研究基盤・人材と、EPSグループの臨床開発ノウハウを活かし、臨床的・規制的エビデンスを創出しています。さらに、地域医療ネットワークや自治体との連携により、実臨床での活用・社会実装にも取り組んでいます。

設立日

2025年4月1日

設置場所

東北大学病院臨床研究推進センター内

設立主体

東北大学 × EPSグループ(EPNextS)

AI・DCT・RWDの力で臨床試験の未来を変えていきます

共創研究所では、次世代の臨床試験に不可欠な「AI・DCT・RWD」を軸に、科学的に信頼できるエビデンスを生み出す研究活動を展開しています。
これらの先端技術を統合することで、従来の臨床研究の枠組みを超えた、より効率的で信頼性の高い研究開発プロセスの確立を目指しています。

🧠

AI/ML環境の活用

臨床データ解析の効率化を促進し、試験設計や品質管理の高度化を推進しています。ナレッジの体系化と再利用を通じ、継続的な技術力の向上を図っています。機械学習モデルの構築から検証まで、一貫した研究開発環境を提供しています。

🔄

DCTコンソーシアム活動

被験者リクルートから試験運用までをEnd-to-Endで支援し、遠隔試験の最適化と社会的受容性の確立を目指しています。地理的制約を超えた臨床試験の実現により、より多様な患者層の参加を促進しています。

🗂️

レジストリの活用

GCP(Good Clinical Practice)に準拠したデータ活用モデルを構築し、臨床現場や企業間でのナレッジ共有を推進しています。レジストリデータをエビデンス創出に結びつけ、実臨床での有効性・安全性評価を可能にする基盤を整備しています。

これらの活動を通じて、実践的かつ規制対応可能なエビデンスの創出と、その社会実装を加速させています。アカデミアが持つ研究力と、企業が培ってきた開発力・実行力を結集することで、医療・製薬領域の課題解決と新たな社会的価値の創出を推進しています。

最新の活動・成果を発信

共創研究所では、産学官の連携による研究活動や社会実装の成果を随時発信しています。設立発表や共同研究の開始、シンポジウム開催、学会発表など、最新のトピックスを通じて、研究の進展と社会への貢献をお伝えしています。

研究テーマと課題

当研究所では、以下の研究テーマを中心に産学官連携を推進し、医療現場の課題解決に取り組んでいます。

  • 分散型臨床試験(DCT)モデルの確立:
    患者の負担を軽減し、多様な地域からのデータ収集を可能にするDCTの普及に向けた研究を進めています。データの一貫性確保、セキュリティ、そしてデジタルリテラシーの格差への対応が重要な課題です。
  • 医療データ × 地域医療:
    医療データを地域ごとに可視化・分析し、自治体の医療課題の把握や施策検討への活用を目指しています。地域間でのデータ形式の標準化や個人情報保護への配慮、そして分析結果を実際の施策へ結びつけるための自治体との連携体制の構築が課題です。
  • 地域における治験活性化:
    東北地域の治験実施環境を可視化し、より患者さんが治験に参加しやすくするための課題を研究しています。医療機関ごとの実施体制の把握や情報の共有、そして地域の患者さんへの治験に関する情報提供のあり方が課題です。

共創研究所へのアクセス

所在地・設立情報

所在地:仙台市青葉区星陵町1-1
東北大学病院 臨床研究推進センター内 5S-06

設立:2025年4月

運営:東北大学 × EPSグループ(EPNextS)

運営総括責任者:中川 隆司 特任教授(運営)